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特別養護老人ホーム和幸園は1975年に開設しました。 以降、時の流れとともに法律・制度は目まぐるしく変化し、2000年の介護保険制度施行により、措置から契約へ、 そして高齢者へのサービスが大きな市場となりました。株式会社を中心に多様な企業が介護業界へ参入し、 高齢者の福祉、介護の業界は成長及び変化を続けています。 そのような中で、和幸園では法人理念に基づき、ご利用者の尊厳を守ること、その人らしい生活をしていただくことを目的に、 大きな挑戦をしました。 それは「日中オムツゼロ」です。 約2年間の奮闘により、 2011年に日中オムツゼロを達成し、現在11年目となります。 しかし「日中オムツゼロ」は、ゴールではなく、ご利用者やご家族が望む、その人らしい姿に戻っていただくための、自立支援介護の過程にすぎません。 この自立支援介護は、和幸園という施設を特徴づけるものであり、ご利用者、ご家族をはじめ、多くの関係機関にご理解、ご支援をいただいております。 2014年には施設の全面改築を行い、全室個室ユニット型の施設に生まれ変わり、ご利用者のプライバシーに配慮した生活環境の整備にも取り組みました。 さらにICT化、介護ロボットの導入等を推進し、ご利用者にとっても、職員にとっても、 心身共に安心できる環境の整備に取り組んでいます。 マザーテレサは「99%の人生が不幸だったとしても、最後の1%が幸せなら、その人の人生は幸せなものに変わる」という言葉を残しました。 多くのご利用者にとって、終の住処となる施設での生活を最期 まで支える私達は、この言葉をしっかりと胸に刻まなければなりません。 私たちの関わりが、その方の 人生さえも変えることがあります。それが福祉の仕事です。その「責任」と「誇り」を胸に、一歩一歩 進んで参ります。 和幸園の自立支援介護 ~日中オムツゼロ~ 日中オムツゼロを達成するための手立てとして 1.水分摂取 2.常食常菜の食事 3.運動 4.トイレでの排泄・便秘改善 以上4つの基本ケアに取り組んでいます。 1.水分摂取 1日1500ml以上の水分を摂取することで、覚醒状態が向上し、転倒予防や尿意回復、便秘の改善につながります。 また脱水による認知機能低下の予防、唾液量の維持向上による誤嚥予防、血液粘性化の予防にもなります。 2.常食常菜の食事 歯、覚醒状態、食べる姿勢などを改善し、食事を少しずつ常食常菜に変更します。行事などにお赤飯やお寿司など、好きな食べ物を、 しっかり噛んで食べられるようになります。 これは生きる喜びになるばかりではなく、認知機能の改善や全身状態の改善にも繋がります。 3.運動 歩けないと諦めていた方でも、介助により5秒立つことができれば、歩行器を使って歩行練習を開始します。最初は介助により、 一歩二歩からですが、1日数回、毎日行うことで、歩くことを身体が思い出し、徐々にスムーズに歩けるようになります。 歩くことはご本人の大きな自信になります。そればかりではなく、認知機能の改善、便秘の改善にもなります。毎日の園庭等への散歩を皆さん楽しみにされています。 4.トイレでの排泄・便秘改善 オムツ着用になっている方も、トイレに座ることを習慣化することで、トイレでの排泄ができるようになります。排泄リズムを職員が把握して時間を見ながら、 トイレへ介助します。 便秘の改善は一般に、老化ということで下剤や浣腸に頼りがちですが、和幸園では、水分摂取、常食常菜、歩行運動の取り組みや、 乳酸菌飲料、食物繊維の摂取などで腸内環境を整えます。 腸が元気になれば、免疫作用も強まり、病気予防にもなります。 以上が自立支援介護の基本ケアです。 和幸園はこれまでの自立支援介護(日中オムツゼロ含む)の経験と実績を生かし、入居したご利用者が元気になれる施設をめざし、 取り組んで参ります。 |
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